先日、エア断熱開発社様の知多半島にあるモデルハウスで、エア断熱を体感してきました。非常にお勧めなシステムなので、きずなやでも取り扱いを開始しました。
その名の通り、断熱材の外側を空気で断熱するのがエア断熱です。
どういうシステムかと言うと、床下から壁の中を通して適温になった空気をリビングに取り込み、各部屋と各収納内部に取り付けたファンから空気を壁と天井裏に排出し、断熱材の外側で外気をシャットアウトする工法です。
エア断熱のメリット
①断熱性能が高いので夏も冬もエアコン1台で快適!光熱費が大幅に削減できます。
モデルハウスに1月10日に伺い、外気温6℃で寒い日でしたが、玄関に入ると温度計があり20℃ありました。40坪を超える大きなモデルハウスですが、エアコンを1台稼働させているだけで各部屋全てが20℃以上でした。(断熱性能が高く、エアコンはほぼエコモードでの運転のため、エアコンをつけたり消したりして、室温を一旦下げてしまうより24時間稼働させておいた方が電気代は安くなる場合があるとのことです。)
↑外気温1℃の日のエアコン1台のみ稼働時のモデルハウス内の温度などが確認できます
コンピューターによって、壁内部・床下・外部などの温度と湿度を管理しており、規定値を超えるとファンが作動します。エア断熱を設置するとご自宅のデータをリアルタイムでインターネットを通じて確認することができます。
エア断熱のシステム稼働にかかる電気代は約280円/月くらいとのことです。
②室内の空気を常に排出しているためホコリがほとんどたまりません!
ホコリは数時間空中を浮遊していて、その間に室外に排出するので、室内にホコリがたまりません。モデルハウスでは、家具などの拭き掃除はほとんどしていなくてもホコリはありませんでした。ホコリや臭いがない室内になるので、ハウスダストなどのアレルギーをお持ちの方には特にお勧めです。
③室内や収納内の臭いがありません!
クローゼット内や、ペットの臭いなど全て室外に排出し、無臭の室内になります。(クローゼット内部は湿気や臭いが発生しやすいので、クローゼット内部には基本的に排気ファンを設置します。)
④壁の内部での結露がおこりません!
通常、外壁材の下に通気層を設けていますが、風が弱い時は通気層に空気が停滞し、内部結露が発生してしまうことがありますが、この通気層に空気を流すので、内部結露がおこりにくく、柱の腐食やカビの発生を抑えます。柱などが乾燥するので、湿気が好きなシロアリの被害も起きにくくなります。
⑤外部に通常設置される給気口がないため、すっきりした外観になります!
↑↑外気温1℃の日にエアコン1台のみ稼働している時のモデルハウス内の温度などが確認できます
知多半島のこちらのモデルハウスの見学も可能です。
建物内の温度差が大きいと(特に洗面室・浴室・トイレとリビングの温度差が大きい場合など)ヒートショックで命にかかわってしまうこともありますので、お家をご検討の際はエア断をご検討されてはいかがでしょうか?